8月一杯でクローズになると報告を受けた。
50代も半ばになる安藤も今後の作業場所に頭を悩ませていた。
とりあえず自分の機材一式を8月までにどこかに移動しなくては、、自宅には無理である。
故郷木更津に住む同級生の倉庫内を貸してくれないかなぁ。
倉庫内は他界した両親の家財や建築資材の半端もので溢れている。目茶苦茶大変だが全ての旧家財やいらない物を片付ければスタジオにするスペースの確保も可能だ。
相談してみたら「いつかは片付けなきゃいけない物だし・・・」OKが出た!!
悪友の同級生が大家さんに??
スタジオ建築の資金は政府からコロナ禍での持続化給付金100万と中退共制度を解約したお金とでまかなう。僅かな資金だ。。。
自分で出来る事は自分でするしかない!! DIYを基本に作って行こう!!
幸いなコトに大家さんの稼業は建築関係なので工具はある程度揃っているし、建築資材も仕入れ値で手に入れられる。大きな強みだ! 休日は大家さんも手伝ってくれそうだ。
このゴミ屋敷同然の倉庫の中にマスタリングスタジオを・・・?
この倉庫の後ろ半分は大家さんが新築で母屋を立て直す際に仮住まいしていたスペースと
なっているのでキッチン、トイレ、しかもユニットバスまで残っておりました。
施工図面が出来上がるまでの間に以前の仕切り壁を壊したり、空調室兼マシンルームからキッチンをへてトイレに行けるように壁にドア開口部を作ったり・・・